文章を書くということ その2

調子にのって、また書いてみる...じゃなくて、結構昔に相方に言われたことを思い出したのでメモ代わりに書いてみる。
ただ、内容は通常の文章とかではなく運用マニュアルだったので通常の「文章を書く」というのとはちと違うかもだけど。

女だから、というのがあったのかどうかはわかんないけど、割とマニュアル等の文書を作らされる機会が多くて、最初の頃はハードの操作マニュアルを作成している部署に聞きにいってたりもした。
あー...でも、ものすごく前なので内容についてはほとんど覚えてない。
ただ一点だけ明瞭に覚えてるのが
「語尾はそろえること。」
書いてるうちに、「〜〜です。」と「〜〜だ。」、「〜〜である。」みたいに語尾の違うのが混在してたので、注意されたのが記憶に残ってる。
ちなみに、未だにやっちゃうのでいつも途中で直してるw

んで、その後相方にチェックされたのはだいたい以下の通りかな?

  1. 方言を使わない。(業界の特殊用語を使用しない)
  2. こそあど言葉の使い方には十分注意する。
  3. 自分の思い込みで言葉を端折らない。
  4. 主語を明確に。
  5. 「〜の」とか「〜で」を繰り返さない。もしくは最小限の使用にとどめる

あれ?意外と少ない...。
なんかすごいいっぱい言われたような気がするけど...忘れちゃったのかもしれない(汗)

1.については、自分の常識が相手にとっての常識とは限らないので、常に一般的に通用する言葉を使えってことだね。
割と無意識に使ってることがあったりするからなにげに注意が必要な部分ではある。
2.〜4.については、主旨としては同じことだと思う。
読み手によってまったく違うもので解釈する恐れがある言葉を使わない。「上記のように」ではなく「上記(図1)のように」など、何を指しているのか明確にしておくってこと。
5.については繰り返すことによる読みにくさと、誤読の可能性ってことかな...。

マニュアルなので、まぁ読み手は限られてるわけだが、それでもその限られた読み手が迷わないとか誤読しないように気をつけることは重要なこと。
書かれている内容が一番大事なのは言うまでもないことだけど、その内容をより正確にわかりやすく伝えるための文章を書くというのも同じくらい重要だと思う。
でもって、それはマニュアルだけに限らないことで、文章を書くときには大切なことだと改めて思う。

さて、この文章はどうだろう...?