人月単価キライなのはわかったから、もちっとまともな例をあげような(苦笑)

人月単価は原始的

話を簡潔化するためにうどんの例を挙げます。

人月単価の思考
自社オリジナルのうどんに1000時間10人かかったから一万*単価にしちゃえ!
普通の商売の思考
先ず市場に関するデーターを分析してお客様の予算と相場を考えます。
そして、費用がかかると利益率が下がるので、如何にしてコストをカットできるのか、製造工程を徹底的に効率化します。

人月単価がい如何に原始的でルーズな考え方なのかがこの例で分かると思います。
すなわち、人月単価は結果論で価格を決めて、普通の会社は戦略的に価格を決めているわけです。
デスマーチが発生したり、人材の配置が滅茶苦茶だったり、この業界だけ経営者は無知でもいいと言われるのは、結果しか考えていないからだと思われます。
他の業界では、利益を生み出す過程を徹底的に考えますので、無知でもいいなんて考えは出てきません。
そういったIT業界の原始的さ/未熟さは価格設定にも表れています。

この文章のどこらへんが「話を簡潔化するための例」なのか、誰かおしえてくらさい☆

追記

いっつも思うんだが...、「人月単価」の話になると必ず彼は顧客の存在を忘れるんだがそれは何故だ?
彼の話だと人月単価で見積もりを出した場合、必ずその顧客は言い値で支払うことが前提になっている。
そこに交渉の余地は無い。そして必ずその顧客は無知であり、自分達が使うシステムを全く理解していないことになっているのは何故だ?
彼はよく「お客を嘗めている」と他人を非難するが、一番顧客を馬鹿だと思っていて、一番なめているのは彼自身だ。

とりあえずうどんの話に乗っかってみるが(人月単価の例としては荒唐無稽すぎて例にもなってないんだが...しかも時給だwww)、彼の言うとおり10,000×単価で見積もったところで顧客に蹴られて終了ってとこだろう。(1000時間×10人でどんだけつくったかにもよるが、そこは記述が無いのでとりあえず1食分としておく。)
この見積りで納得する顧客がいるほうがおかしいんだが、どうも彼は「人月単価」で計算すれば客は納得すると認識しているようだ。
そんなおかしな前提で人月単価はおかしいと声高に言ったところで誰も納得できるわけはない。

ついでに言うと、システムの価値はなにも「生産性UP」と「コスト削減」のみではない。
彼の言い分を聞いていると、システムを導入するだけで生産性UPとコスト削減ができるかのようであるが、そんなわけはない。
どんなシステムだろうと、導入すればなんらかの形で手間は増えるし、結果的に経費が増える可能性だってある。
効率化だの、コスト削減だのはそれ以降の話であって、システムがやってくれるわけではない。(と、オレは思ってるんだけど間違ってるんだろうか?意見求むw)

導入したら魔法のように生産性が上がって、コスト削減ができなければ無価値だというのであれば、この世に価値のあるシステムなんざ存在しないんじゃないかと思うんだが...。