「正社員」、「人月単価」でなにが悪い?

第10話 エンジニアは独立すべきだ!:ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか:エンジニアライフ

うん、納得できなくもない内容なんだけど、何箇所か引っかかった。
まずは以下のところ。

このような現状は正社員と人月単価の副作用だと、わたしは考えています。厳格にスキルで単価を出しているわけではないので会社も教育しないですし、ある程度動く物ができれば顧客の所に出せます。顧客が気に入らなければすぐに返されてくるでしょうし、顧客の所で揉まれてスキルが上がれば儲けもん、そうでなくても顧客の元でプログラムを組むぐらいなら何とかできるでしょう。これで良しならわざわざコストをかけてまで教育する必要はありません。またコストをかけて教育し、スキルが上がっても転職とかされたらかけたコスト分だけムダになります。お金をかけるのは(教育コストも給料も)将来の幹部候補生ぐらいです。素人みたいなエンジニアが増えてもそれで利益が上がるなら何も問題ありません。
実際、わたしが見積りを出す時は、開発期間を自分ではなく「一番スキルが低そうなメンバーのレベル」に合わせて考えます。単価は給料が一番高い人が基準、期間は一番スキルが低い人が基準、これでは適正な価格を出せるわけがありません。また、優秀なエンジニアが増えるわけでもありません。業界にとっては間違いなくマイナスです。

これ、「正社員」だの「人月単価」だのの問題なのか?
単価、期間の設定がまずいだけの話な気がするんだけど...。
一部分だけに噛み付いてると言われるかもしれないけど、こんな見積りだしておいて、正社員が悪い、人月単価が悪いといわれてもなぁ...って感じ。

エンジニア総個人事業主化について
コラムには「営業スキルもこれからは必要」と書いてます。
確かに一般的なコミュニケーション能力は必須だとおもうけど極論だなーとか思ってたら、どうもそうだったらしいw
なのでそういう意味でならば、納得。

あ、そうしたら引っかかったの一箇所だけになったw