「謝る」ということ。

ここ数ヶ月炎上しているブログを見てて(まぁ、いくつかコメントもしたけど)思ったことをつらつらと。

お題は「謝罪」。

私の理解している「謝罪」、「謝る」ということは、「自分の過ちを真摯に認め、受け止めた上で申し訳ないという気持ちを相手に伝えること」なんだけど。
念のため辞書引いてみたけど、まぁ、正しく認識しているかなぁ...と思える内容かな。

謝る: 大辞林 第二版 (三省堂)より
(1)自分の過失・罪を認め、すまないという気持ちを相手に伝え許しを求める。わびる。
(2)閉口する。まいる。恐れ入る。

※(2)の意味があるのは知らなかった。知性が1あがったかもしれない。

たまに「もう謝ったんだからいいじゃないか」といった意味のことを言う人がいるんだけど...(まぁ今回の炎上ブログの主様もそれをやっちまったわけなんだけど...)。
謝るという言葉の意味を見れば、謝ればOKじゃないのは一目瞭然なわけだ。
「自分の過失・罪を認め」た上で「すまないという気持ち」を相手に「伝え」ることをまずやんないと、どんだけ「ごめんなさい」と言ったところで無意味なんだよね。
その上で相手に対して「許し」を「求める」わけだから。
その辺が相手に伝わらないと当然相手だって謝罪を受け入れるはずもない。いわゆる「ごめんですめば警察はいらない」ってやつだよね。
もちろん謝罪を受け入れてくれたからといって、それで終わるわけでもない。
相手は自分の対応を以前より厳しい目でみているはずだし、その謝罪が本物であったかどうかをこれからの行動で見極めている可能性もある。
結局、「謝る」という行為は相手に対しての最低限の一歩でしかない。(内容によっては「ごめんねー」ですむ場合もあるってことはわかってるつもり)

人は基本的に自分に甘い生き物なので、こーゆーのが難しいのはわかる。(自分だけだったらアレだけどw)
自分も謝るの下手だし苦手だから、よく相方に怒られるし...(苦笑)

ただ、やっぱり自分が本心から相手に済まない事をしたなぁ...と思えば自然と「謝罪」はでてくるものだし、それが普通じゃないかと。
まぁとりあえず事態を収束させるために「謝罪」をするってのはアリかもしれないとは思う。
もちろん収束した後で、改めて自分のやったことを振り返って「何故、謝罪しなければならなかったか」を考える必要はあるけど。
#どうも、炎上の彼はそこらへんがごっそり抜けているようで、だからこそ炎上がやまない(苦笑)
#素人が自分の書いたエントリを読み返すのって結構勇気がいるんだけども(自分の過去エントリとか読むと埋まりたくなること多いし)、彼には是非そこらへんを頑張って欲しいなぁ...と。
#「謝ればよいといわれたので謝りました」なんてことをエエ年した大人が言っちゃイカンよ、ホント。

炎上の経緯についてはめんどいので下記を参照してもらえればよいかと(笑)
少しは調べてから質問しろよ。な!